自分が感じる現実は100%自分の意識が起こしている
こんばんは。
ニニギ ミノルです。
いやー、並木さんはすごかった。
今日はそんな並木さんの伝えておられることを、
彼のワークショップの様子を例にしてご紹介したいと思います。
そのまえに前提として言いますが、
僕はみなさんに並木さんのすごさやすばらしさを伝えたいわけではありません。
彼のワークショップや本を進めているのでもありません。
このブログの目的でもあるのですが、
僕がこうして伝えたいことと言うのは、
僕にとってインドや並木さんやこれから書いていくことを通して、
皆さんのなかにある「私も同じだ」「私にもできるはずだ」という
感覚を思い出してもらうことなんです。
それが、ブログのサブタイトルにもしている、
『自分の中の神様スイッチ押す』ということなんです。
それでは、本題です。
並木さんの講演というのは、参加者のにぎやかなおしゃべりの中、はじまる。
普通は定刻になると司会のアナウンスなどがあって、
静かな状態からはじまるだろう。
並木さんが話し出しても、気付かない人のおしゃべりは止まらない。
しかし並木さんがそれを注意することはない。
ただ、淡々と話し出す。
すると、だんだんと前席のほうからそれに気づきだして、
話に聞き入りだす。
それは、講演者が話し出したからという理由と、
並木さんの話の内容が、最初から聴く者を虜にしてしまうくらいのものだからだ。
講演の中で、何度も彼は言っている。
「自分の見ている現実は、100%自分の意識が起こしている。」と。
そして、「現実という外側を変えようとしても変わらない。
内側の意識を変えなければ、現実は変わらない。」のだと。
似たようなことを言う講演者はたくさんいるだろう。
しかし、自分の話をちゃんと聞くように、司会などを使って現実を整えている。
人によっては、「静かにしてください!」と注意するかもしれない。
参加者がうるさいその時に、彼がいったいどのように自分の意識を変えているのか?
そこまではわからないが、結局誰にも指図をしないまま、理想の現実に変えている。
もうひとつ。
講演が始まってまもなく、彼はこう言った。
「トイレに行きたくなったら、いつでも行ってください。」
「電話したくなったら、いつでもしてください。」
「銀座に買い物に行きたくなったら、いつでも行ってください。」
「あなたに起きた直感に従うことより、大事なことはありません。」
彼はそのような人の在り方を『自分軸』と言っている。
純粋に自分が思う感覚に正直で居続けること。それが大事だというのだ。
「しなければならない」、「普通は、」、「申し訳ないから、」、
「~するべきだ」、など自分軸から外れてしまう罠はたくさんある。
そうやって、自分の感覚を無視してつい他人軸で生きてしまう。
しかし、その生き方がうまくいかなくなっても、
責任を押し付ける相手はいない。
あるいは、責任など取ってくれるはずもない。
僕が最近つくづく実感していることがある。
それは、『本当の自分を通してしか、神様と繋がることはできない』ということだ。
誰かの言う通りにし続けたからと言って、神様と繋がるわけではないのだ。
守破離という言葉がある。
教えを守る段階はあっても、いつかはその守りを破き、その教えを離れなければ、
本物にはなれないのだ。
並木さんという人のすごさは、その言動に矛盾が少ないことだと思う。
彼の言葉の重みを、彼の行為を通して感じられることだと思う。