「君は神だ☆」と言われましても…

自分の中の神様スイッチ押すブログ

高千穂 天孫降臨の旅 ②

みんな、こんにちは!

ニニギミノルです。

 

今日は高千穂の旅の二日目のことを書きます。

つまり、11月13日のこと。

まさに、メッセージを受け取っていた、

天孫降臨当日の日のことです。

ではさっそく。

 

「ミノルさん!ミノルさん!」

この旅の同行者が呼ぶ声で、

僕は飛び起きた。

時計を見ると午前5時を過ぎている。

 

天孫降臨のその当日、

11月13日に僕は寝坊をした。

 

昨夜は、昨日回った弊立神宮や高千穂峡のことを整理し、

寝る前には、枕元に持参した稲穂と塩をおいて、

天孫降臨がうまくいくことを祈っていた。

 

昨日一日体験したことのない緊張感があったうえに、

睡眠時間も少なくてつい寝過ごした。

 

それでも予定していた時間に、

ゆとりをもって到着することができた。

国見ケ丘の展望台だ。

f:id:niniginomikoto:20191118164647j:plain

f:id:niniginomikoto:20191118164719j:plain

天孫降臨の際に、

瓊瓊杵尊高天原から、

これから降る雲海を見下ろしたと言われる場所。

 

神々しく光る朝日に、

これから天孫降臨させていただくことを

しっかり宣言した。

 

毎日見れると思っていたこの雲海だが、

9月から11月頃までで週に2,3日の割合らしい。

そして、特にこの日の雲海ははっきり見られる

条件だったそうだ。

 

次に訪れたのは、瀬織津姫社。

天孫降臨の神話には出てこない女神だが、

僕には最初に行くべき理由があった。

f:id:niniginomikoto:20191118164818j:plain

僕が6月に久高島で授かった水晶玉だが、

いまだ受け取った実感もなければ、

使い方もわからないままだった。

 

そこで高千穂の旅の前に、

久高島に連れて行ってくれたYちゃんに

聞いたのだった。

 

「もう使えるらしいよ。

 稲穂と伊勢の塩か海水を持って、

 瀬織津姫が祀られた場所に行けばわかるって。」

 

とのことだった。

相変わらず、

Yちゃんのチャネリング精度はピカイチだ。

 

稲穂は用意があるし、

高千穂に瀬織津姫の小さな祠があることも承知の上。

 

そこで、

三重県伊勢市の塩というのを、

事前に取りに行ってあった。

 

調べると、

「岩戸の塩」というのがあるらしい。

伊勢の浜で汲んだ海水から作られた塩で、

伊勢神宮にも奉納される由緒あるものだ。

 

瀬織津姫社は、高千穂でも辺境にある。

田んぼと牛舎の間のあぜ道を進むと、

崖を降りる階段が現れる。

 

下を流れる渓流のせせらぎを聞きながら

200mほど下ると、古くさびれた祠があった。

きちんと整備された階段に似つかわしくない代物だ。

 

感じるままに、祠のある場所で稲穂と塩を供えた。

手を合わせ、

「何をしたらいいですか?」と聞いてみたら、

供えた稲穂の米粒を食べるような気がした。

 

持ってきた品種は全部で9種。

ほとんどが古代米だった。

それを一粒ずつ九つ千切って口に含む。

 

そして、岩戸の塩も含んだ口を、

まえに誰かが供えた日本酒で流し込んだ。

 

それ以上なにかをする気配はない。

それでなにか体に異変があったわけでもなく、

この祠で僕がすべきことは済んだ気がした。

 

その時、同行者のウズメさんが、

ここで歌を奉納したいと言い出した。

 

ウズメさんは

度胸があり物おじせず先陣を切ることができる上に、

多芸多才な女性で、

まさに天鈿女命のような人なのだ。

 

この旅の同伴者としては、

まさに打ってつけだった。

 

ウズメさんのその選曲、

唄う方向、そしてここで唄う意味。

 

そのすべてが、

僕がそばで感じたものと同じように思えた。

 

まだ自分では認めていないが、

彼女もまたちゃんと自分の直感が開いている。

ならば、安心して僕は僕の感じることだけに

集中できる。

 

彼女が唄うその先には、

渓谷の向こう側の岸壁が木々の隙間から見て取れた。

 

そこには、

天岩戸とは本当はここじゃないだろうか?と疑う岩肌が、

嬉しそうに唄を聞いているのを感じた。

 

車に戻り、次に向かう「天岩戸神社東本宮」を

ナビにセットし、発車した。

 

ものの5分ほどで到着した場所は、

天岩戸神社の次に行く予定の

「八大龍王水神社」の近くだった。

f:id:niniginomikoto:20191118165103j:plain

 

どうも、天岩戸神社の駐車場に入る道の

一本上の道を来たらしい。

ナビではよくある間違いだ。

 

これも何かの導きだろうと、

八大龍王水神社を参拝した。

 

ウズメさんと一緒に、

龍神祝詞を奏上したあと、

立派な御神木を見上げると、

枝の間からお日様が輝いて見える。

f:id:niniginomikoto:20191118165149j:plain

f:id:niniginomikoto:20191118165235j:plain




僕が神様から「合っている」と

感じるサインのひとつだ。

意気揚々と天岩戸神社へ向かった。

f:id:niniginomikoto:20191118165341j:plain

天岩戸神社は岩戸川を挟んで、

東本宮と西本宮がある。

どちらも天岩戸をご神体として祀っている。

 

そして西本宮の側の上流には、

天の安河原があるのだ。

f:id:niniginomikoto:20191118165427j:plain

西本宮の天照大御神

f:id:niniginomikoto:20191118165603j:plain

西本宮の拝殿

 

東本宮から西本宮の順に参拝しているとき、

ちょうど社の参拝ツアーが始まったので、

同行させていただいた。

 

おかげで予期せず、

立入禁止のご神域まで入って、

直に天岩戸を参拝することができた。

 

もし行かれる際は、

ツアーの参加をお勧めする。

 

西本宮からあるいて10分ほどで

着いた天の安河原。

f:id:niniginomikoto:20191118165812j:plain

道中そばを流れる岩戸川も心地よく、

突然目の前に現れた大きな大きな洞窟にも

息をのむものがあった。

 

ただ、安河原と呼ばれるその洞窟には、

いつだれが始めたのかわからない石積みが

所狭しと並んでいた。

これだけ人の念や願望がとどまっていると、

正直言っておぞましさを感じる。

f:id:niniginomikoto:20191118170008j:plain

天の安河原の中から見た景色

f:id:niniginomikoto:20191118170121j:plain

 

帰りの岩戸川でお祓いしながら車まで戻り、

13時にご祈祷をお願いしている、

荒立神宮へ向かった。

 

つづく