10月25日に何があったのか?②
みなさん、こんばんは。
さっそく、昨日の続きです。
聖者が帰国する間際に空港のロビーで、
こちらを見て英語で何かを聞いてきてる。
通訳の方が、こちらに向かって日本語に訳して聞いてくれたのは、こうだ。
「眼鏡をかけたあなた、お仕事は何ですか?」
ちがーーうっ!
僕は眼鏡はめてなーーーーい!
聖者が話しかけたのは、僕の隣の男性でした。。
そして、会話が終わると聖者は帰路につきました。とさ。
まさかの展開。
インドにもちゃんと手ごたえはあったから、
今回も必ず何かあるって。
しかも、この聖者に必ず関係してるって。
思いますやん。
でもないやん。
帰ったやん。。。ですわ。
意気消沈して空港を離れ、
お土産買ったり、
ごはん食べたり、
カフェでまったり。
気がつけば、あたりはもう暗くなってきてる。
夜行バスが出る池袋に着き、
時間つぶしのためにジュンク堂によることにした。
そこに、一件着信が入る。
僕のメンターのひとりからだ。
どうやら、『10月25日』を気にかけてくれていたようで、
様子を聞いてきてくれた。
「どうですか?何かありましたか?」
僕「いえ、あの聖者とはなにもありませんでした。」
「そうですか。」
僕「今は池袋で、本屋さんに向かっているところです。」
「そうですか。」
僕「まだ24時までは時間があるので、必ず何かあると信じ・・」
そこまで話すと、割り込むように彼は言葉を放った。
「一瞬一瞬、神さまと共に過ごしてください。」
僕「ええ、わかりました。僕も・・・」
そこでまた、僕の言葉をさえぎった。
「一瞬一瞬。神さまと共にお過ごしください。」
それだけ言うと、彼はいつもの口調に戻り、電話を切った。
僕は、意味も分からずただただ、鼓動が強く速くなっていた。
そこから本屋までいつもより丁寧に、心の声を聞きながら向かうようにした。
「さあ、何のコーナーへ行こうか?」
心の声にしたがって、4階のスピリチュアルコーナーへエスカレーターを上る。
僕はこの場で、本を一冊だけ買って、
バスの到着までの時間つぶしにするつもりだった。
大事な日なので、いまの僕にとって最も相応しい本を吟味したい。
聖人やヨガマスター、カタカムナ、いま関心のある本が棚一面にぎっしりある。
心踊りながら、手にとっては流し読みをした。
さっきまで目の前にいた聖者の本も並んでいる。
ふと後ろを見ると、成功哲学とかマインドセット、アファメーション、
引き寄せの法則なんかの本が並んでいる。
正直、こういう類いの本は好かない。
視線を前に戻そうとしたとき、
そこに平積みされた本と目が合った。
『ほら起きて! 目覚まし時計が鳴ってるよ』
引き寄せの法則だとかの本の中には馴染まないタイトルだ。
内容が気になって、すこし開いてみる。
目次を見ると、このところ僕が知りたかったことの多くについて、
書かれているようだ。
そのうちひとつの項目を読んでみたが、
僕にとっては、強烈に明確で、答えがどストライクの内容だった。
これ、読みたい!
と思うや否や、1階のレジで購入し、4階のカフェスペースで本を開いた。
すると、
本を開いた瞬間、自分の顔の両側に、
僕と同じように本に見入る顔が並ぶのを感じた。
誰かははっきりわからないが、
どうも神様のような存在に思われる顔が、
7面くらい並んでいるのだ。
それより後ろに、さきほどの聖者も感じる。
それには驚いたが、それよりも本の中身に早く目を通したいと思った。
それに、この並んでいる方々も、僕といっしょになって
本を読んでくれるようなのだ。
そしてその瞬間に、『10月25日』の意味は
この本にあると直感した。